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本を読む 5冊目

10年後の仕事図鑑

 

ホリエモンと落合陽一

 

 

ホリエモンの考えを落合さん的に解釈したり、その逆も然り。理解が深まるし分かりやすい。対談形式ではなく、各々テーマに沿って語っていく形式。

 


10年後の仕事図鑑

10年後の仕事図鑑 新たに始まる世界で、君はどう生きるか/落合陽一/堀江貴文【1000円以上送料無料】

概要

AIが仕事を奪っていく未来を心配する必要はないし、そんな暇もない。激動の時代を力強く生きていくために、未来の社会を語る。

 

Chapter1 すべてが逆転するこれからの働き方

過去に築き上げられた常識が通用しない。AIに職を奪われると考えてる時点で搾取される側になっている。使いこなして価値を生み出す側になるべき。

仕事を奪われることで救われる業界もある。理想は半人力半AI→少子化、人手不足はAIで解決したい

将来的にAIに仕事を取られることを考えると自分の持っている価値をどのように形にするか、その運用方法を考えるのが大事になる。

人手がなくなれば、なんとか人を集めようとして給料をあげるし、機械化して面倒な仕事は無くなる。→速く安く働くぐらいならやめよう。

好きなこと作業にハマろう

 

ホリエモンは他の本でも書いてあったようなことなのですんなり入ってきた。AIに仕事を奪われるので好きなこと没頭してピュアに向き合うという話。

落合さんは具体的に好きなことをして稼ぐというのは価値運用の仕方という風に言っている。例えばホリエモンサバイバルゲームでは稼いでないが、それをイベントで話すことで稼いでいる。これが自分の価値を運用するということ。

 

 

Chapter2 なくなる仕事・変わる仕事

例えば経営者の仕事は2つあり、「組織にビジョンを語る事」「組織を管理すること」。このうちビジョンを語る(モチベート)すること今のところAIにはできない。しかし管理する方はAIのほうが得意だろう。そんな感じでなくなる仕事、減る仕事、変わる仕事がイラスト付きで描かれている。ざっと抽出すると

管理職、秘書、弁護士、スポーツ監督、教員、事務職、公務員、翻訳、ドライバーなどなど

 

・スポーツ監督とかはAIの方が分析が得意なのでとかそんな感じ。面白そうだと思ったのは農業。農業人口は減っているがIoTで効率化できたらこれは楽だろうなあ。実家で米作ってるので楽してえ。

翻訳とかはどうだろう。前も書いたけど細かい文法をAIが理解するのは難しいらしいのでおおざっぱな翻訳はできるだろうけど意味を完全に把握できるようになるには革新的な技術がでないときつそう。

まあ減る仕事に入ってても悲観する必要はなく、新しい価値を見つけ出してAIを運用してやるぐらいの意気込みなら大丈夫でしょう。

 

 

Chapter3 生まれる仕事・伸びる仕事

オックスフォード大学で出された「なくなる仕事リスト」なんて血液型占いぐらいの精度。今だって100年前になかった職業がいくらでもある。

お金のために働くのではなく、好きなことでお金を得る。こんな視点で生まれる仕事、伸びる仕事を紹介

(AIを使いこなす)職人、ドローン、予防医療、観光業など

ウサインボルトを見習え。100メートルをいかに早く走れるかは実社会では全く役に立たない。しかし彼は世界中で人気があり、高収入である。

 

ホリエモン定番の好きなことに没頭し、代替不可能な価値を作る。ウサインボルトの例はすごく良いと思ったし面白い。確かに実社会では役に立たんわな。万引きして逃げるときか追いかけるとかそんなときぐらいか。バイクでええわな。

 

 

Chapter4 お金の未来

歴史的にみるとお金の本質は「信用」の証明

アリババのアリペイは使用者の信用度を数値で算出するサービス。信用度を表すスコアが高いと様々なサービスを享受できる。逆に万引きが見つかったりするとスコアが下がる。

スマホ決済ができる今、現金を持つことは盗まれるリスクしかない。

借りると預けるは表裏一体

クラウドファンディングは出資してくれた人に対して「リターン」というお返しがある。お店で買えない付加価値のあるものを提供する。→信頼性の構築が大きな価値となる。

信用が価値になる。では価値とは何か→持っているスキルのような交換可能なもの。好きなことをやって交換可能な価値を増やしていこう。

 

・アリババのアリペイのシステム良いですねえ。結局万引きしても一回警察に捕まって反省するふりしたらオッケー、また万引きする。みたいな流れを抑止できますね。まあ今度紹介する本に書きますが万引きもある一種の依存症みたいなものらしく中々治すの大変らしいですねえ。

現金は盗まれるリスクがどうとかはよくわからん。スマホも盗まれるやん。そういうことじゃないのか?

クラウドファンディング、なんかリターンができるならやってみたいなあ。何が価値あるかが分からないなあ。

 

Chapter5 日本の幸福と社会について

「欧米は正しい、欧米はユートピアだ」という発想はおかしい、日本の幸福を見つけよう。

社会システムは瞬く間に変わっているのに教育システムは中々変わらない。→学校はいらない

同い年でつるむと刺激があまりないため、フレキシビリティを失う。

日本の大学は遊ぶことが目的みたいなのに成り下がっている。さらに研究のコミュニティで必要なものは学べるが、社会で求めらる能力は身につかない。

仕事を奪うと言われているAIは仕事の時間を生み出す上で大きな役割を果たす。

例えばAmazonやZOZOTOWNの購入履歴から欲しがっているアイテムを自動で出す機能は商品を探す無駄な時間を減らしてくれる。

 

・同い年でつるむと意味がないというのはどうだろう。あまり頼りすぎたり、縛られたりするとそりゃいなくなったとき大変だけども。新しい刺激に身をさらせるなら別に同い年とつるんでもいいと思うけどなあ。

ZOZOTOWN!!!!!!!剛力彩芽!!!!!!!!は関係ない。そういえばZOZOTOWN使ったことねえや。

無駄な時間をとにかく減らしたいっていうのはホリエモンらしいですな。

 

Chapter6 ピュアな情熱に導かれた”自分の人生”を生きよ

本業をくいっぱぐれのない「ライスワーク」、副業を本当にやりたい「ライフワーク」と、とらえないで本当にやりたいことを本業にしなさい。

自分のオリジナリティや個性を磨いていくことが未来の仕事をつくるうえで重要

今の時代はパソコン1台あれば時間を問わず仕事ができる。ワークアズライフ時代。

つまり遊ぶ、働く、遊ぶの壁が無くなった三位一体

とにかく自分を信じればいい

何をしたらいいかわからないならまずは夕飯から決めよう。→意思決定能力が失われている。いつも自分がやっていることを考えて決定する

 

・ユウチュウバーですやん、やっぱヒカキンgod

まあ後はほんと好きなことをやりなさい。それが仕事になるからっていう感じの話。好きなこと、自分がしたいことをする。その考え方が普通や常識にとらわれないように。

 

 

 

ホリエモンの本1冊+これを読むと結構話が入ってきやすいし、それに対する落合さんの考え方が見れるので面白いです。落合さんも好きなことやっていきなさいって感じなのが意外でしたが結局AIに仕事を任せて自分の好きな時間を取れるって考えるとそこに落ち着くのでしょう。AIの未来に悲観してる人は読んでみてくださいな。

 

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