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趣味の本やゲームについて語る

本を読む 17冊目

ファクトフルネス

 

だいぶ前から積んでいたので最初のほう忘れちゃってるわ

この本では面白いクイズが載ってて、章ごとに紹介されている本能のせいで、クイズに正当できる人が少ないということを問題提起してます。

ほとんどのクイズの正答率がランダムに選んだチンパンジー以下というもの。

実際のクイズ

このサイトの一番上にあります。

https://www.gapminder.org/

これがテスト↓

http://forms.gapminder.org/s3/test-2018

なにがクイズの正解を阻害しているのか、人間の本能を知って、事実に基づいた世界の見方を身に着けるのが目的。

 

1章

分断本能

2つのグループに分断させる言葉に気づく

2グループではなく大半の人はその中間にいる

平均の比較に注意

極端な数字の比較に注意:最上位、最下位は気を引きやすいが大半の人はその中間にいる

高いところから低いところは見えにくい。 タワーの頂上からビルを見ると大抵同じ高さに見えるが、実際は違う。

2章

ネガティブ本能

ネガティブなニュースに気づく

(日本でもネガティブなニュースは気を引くので結構見ますよね。けどその裏では良いこともたくさん起きているということ。)

悪いとよくなっているは両立する

良い出来事はニュースになりにくい

ゆっくりとした進歩はニュースになりにくい

悪いニュースが増えても、悪い出来事が増えたとは限らない

美化された過去に気を付ける

3章

直線本能

グラフはまっすぐになるだろうという思い込み

(数学とか理科とかやってたり、グラフをたくさん見てたりする人は大丈夫かも)

なんでもかんでも直線のグラフを当てはめないようにする

4章 

恐怖本能

恐ろしいものには自然と目が行ってしまうこと

世界は実際よりも恐ろしく見えるが、まず現実を見て判断しよう

リスク=危険度×頻度 恐ろしさは関係ない。

行動する前に落ち着こう

5章

ただひとつの数字がとても重要であるかのように勘違いしてしまうこと

比較したり、割り算したりすることで割合を計算する

80:20最も大きな項目が8割を占める(パレートの法則ですな)

6章

人種や民族をひとくくりにしてパターンかしてしまう
ひとによって当然違いがある
1つの例だけでパターン化しない

パターンかするのは考えるのが楽だがらかな
思考停止におちいる

ワクチンの普及律は8割ある
あの貧しい人たちというパターン化
気を付けたいのは間違ったパターン化をしてしまうこと


インドのエレベーターは怖い

分類、パターンを考え直す
同じ集団とちがう集団の共通点をみつける
過半数に気をつける
例外にきづく
自分をふつうのパターンに分類しない
ひとつのぶんるいをほかのグループにあてはめない


・パターン化は間違いを生みやすい。分類を疑う。

 

7章

自分の目に見えていないと進歩がないように思いがち。
例えばそれこそアフリカが全く進歩してないと思ったら大間違い。知識は常に新しくアップデートする必要がある。技術の発展は早いとか言われるけど、技術だけじゃないかもしれないなあ。

避妊を禁ずる宗教は多い。だから信仰心の厚い女性は子供の数が多いという思い込みがあった。しかし宗教と子供の数は相関はない。子供の数は所得に比例する。そのような思い込み、価値観に囚われないように。

文化は変わる。特にゆっくりな変化は気づきにくいが3%の成長でさえも24年もしたら倍になっている。

アジア男性の流儀として女性は子育て、男は仕事みたいな風潮があるが他国ではない。しかし60年前のスウェーデンでは当たり前の価値観だった。社会と経済が進歩すればこのような価値観も消えてなくなる。文化は変わる。

・ゆっくりとして変化でも変わっているという意識を持つ。

8章

純化本能
シンプルな解をほかにも当てはめない
これは難しい。人に説明とかするとき、複雑なことを知識がない人にはシンプルに説明したほうがいいときがあるけど、シンプルなことだけでは本質は理解できないから。

自分が肩入れしている考えの弱みを知る。
自分が正しいと考えてしまうのを防ぐ。その道のプロはそのことしか知らない。逆に自分が詳しいものがあってもその分野に詳しいだけであって、すべてに詳しいと思いあがるのはよくない。おごり高ぶる。

数字がなければ世界は理解できないけど数字だけでは世界はわからない。
シンプルな解を当てはめない。数字だけではわからない。数字はおおよその傾向で合ってすべての人が当てはまるわけでもない。
月収の平均が30万という数字を見ても30万、30万、30万なのか0万、0万、90万なのかはわからない。数字のトリックに気を付ける。

複雑なものを受け入れる。

・ひとつの視点だけでは世界を理解できないと知ること。

 

9章

なにか悪いことが起きたときに単純明快な理由をみつけたくなる犯人捜し本能。
うまくいったときでも誰か一人の功績にしてしまう。しかし物事はもっと複雑である。
メディアも歪んだ報道をするのか。もしかしたらわたくしたちと同じで知識不足で世界を誤解しているだけかもしれない。
梅毒p275
犯人捜し本能
うまくいかないとき→犯人を捜してしまう(原因探しをしなくてよく簡単だから)
犯人捜しよりもシステムを見直すべき
逆にうまくいっているとき
誰か一人のおかげ、ではなく→社会基盤がしっかりしてる、テクノロジーのおかげであることが多い

誰かが見せしめとばかりに責められていたらそれに気づく

 

10章

焦り本能
温暖化が進んだ結果、最悪のシナリオを見せて焦らせるのではなく、最高のシナリオ、中間のシナリオも見せるべき。極端な予測だけではない。天気予報ですら当たらないのにそれよりも未来の予測は疑うべき。
そのうえで冷静な判断を下し、対応策を練る。誇張しても後でバレたときに信用を失うだけ。

自分の焦りに気づく
まず深呼吸
データにこだわる
未来に対しての予測は不確かなもの。
過激な対策に注意する。

 

11章

まとめ

1つでもファクトフルネスを実践したいですね

 

 

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